同窓会と翌日

 中学の同窓会が先日、バーで開催された。同窓会といっても、連絡のつく仲間同士の集まりで計12人が参加した。
 「(時が経過するのは)あっという間だね」と誰かが話した。彼は、充実した日々を過ごしてきたのだろうか。そう願いたい。
 自分自身はどうなのか。「貴重な人生をうかうかと過ごし、後悔も多い」。「日々を等閑に付してきたのか」などと考えてしまう。
 セネカは、「毎日を最後の1日のように生きてはどうか」と提唱する。ゼノンは「欲望に引きずられる情を魂の病とし、心の平安を保つことも必要」と説いたという。
 同窓会では、5人が3次会まで顔を出した。話も弾み充実した時を過ごせた。が、写真家であるにも関わらずカメラすら持参していないていたらくな私。
 日付が変わってからの帰宅後は、夕方まで2度寝を決め込む有様だ。
 「先人たちの教えを今から実行だ!」と度々思いながらも、「疲れている」などを言い訳にし、時間を消費している。
 今日は大半を寝て過ごしてしまった。ただ、昨日の同級生たちとの再会は、それを埋め合わせても余りあるものと、プラス思考の言い訳を思いついた。

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